準2級 ワープロ

1.文書の編集ができる

2.目次の作成と設定ができる

今回は、「2.目次の作成と設定ができる」について、解説していきます。

まずは、「目次」について、解説していきます。

Wordにおいて、目次は、「見出し」に設定された文字列を目次として表示する機能です。

著作権法ー一部

著作権法ー一部

この文章に対して、目次を「第一章 総則」の前に書式を「エレガント」にして、作成したいと考えたとします。

目次の挿入は、メニューの中の「参考資料」タブの中の「目次」グループの中の「目次」ボタンで行うことができます。

ここでは、「エレガント」という書式を設定したいので、「目次」ボタンの下にある、下三角「▼」をクリックして、「ユーザー設定の目次」を選択し、クリックします。

目次の挿入

目次の挿入

すると、目次が挿入されずに、次のようなエラーメッセージが表示されてしまいます。

目次-エラー

目次-エラー

これは、目次を設定するための事前準備が終わっていないからです。

各項目に、メニューの中の「HOME」タブの中の「スタイル」グループの中の「見出し1」などの設定がされていないからです。

それでは、「第一章 総則」に「見出し1」を、「第一節 通則」に「見出し2」を、「第一条」と「第二条」に「見出し3」を設定してみます。

先ほどと同じく、「エレガント」の書式で、目次を挿入します。

著作権法ー一部-目次付き

著作権法ー一部-目次付き

今度は、うまく、目次が挿入されました。

P検では、この「目次」に関する問題は、すべての問題を解答した後で、最後に設定するように指示されています。つまり、「見出し1」などの設定を途中の問題で設定する場合は、最後でないと結果が異なるというわけです。

このことは、「索引」の挿入でも同じです。一番最後に、行う必要があります。

特に、途中の問題をやり直したいと思ったときには、大変です。「リセット」ボタンを押して、試験を最初からやり直すことができる時間があればいいのですが、通常は、余裕はないと思います。

そこで、最後の「目次」や「索引」の挿入に関する問題を解く前に、それまでの問題の確認を行ってください。大丈夫と確認できてから、「目次」や「索引」の挿入を行ってください。

さて、最後に、「エレガント」などの書式を設定する場所を確認しておきましょう。

「目次」に関しては、設定箇所が多いので、場所をしっかりと覚えておかないと大変です。

目次-ダイアログボックス

目次-ダイアログボックス

「目次」のダイアログボックスの中央にある「全般」の中に「書式」があります。最初は、「任意のスタイル」となっていますので、その右側の下三角「▽」のマークをクリックして、サブメニューを表示させて、指示された書式を設定します。

この場所も、見つけにくいので、しっかりと場所を覚えておきましょう。

次回は、「3.索引項目を登録できる」を解説していきます。

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