準2級 表計算(Excel)
1.表計算ソフトの操作ができる
8. ブックやワークシートやセルの保護ができる
今回は、「8. ブックやワークシートやセルの保護ができる」を解説していきます。
「ブックの保護」や「シートの保護」は、メニューの「校閲」タブの中の「変更」グループの中にあります。
「ブックの保護」をクリックすると、下図のように、「シート構成とウィンドウの保護」のウィンドウが開きます。ここで、必要に応じて、パスワードを入力して、「OK」ボタンを押して、設定が完了です。
「シートの保護」をクリックすると、下図の「シートの保護」のウィンドウが開きます。ここで、「シートとロックされたセルの内容を保護する」にチェックが入っていることを確認してから、「OK」ボタンを押して、設定が完了です。
この「シートの保護」は、「Sheet1」などのシート名の上で右クリックしてサブメニュー中から選択することもできます。
最後に「セルの保護」ですが、セルを選択してから、右クリックして、サブメニューの中から「セルの書式設定」を選択して、実行します。すると、下図のように、「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。その中の「保護」タブを選択します。
「ロック」の前のチェックを外して、「OK」ボタンを押すと、選択したセルが「シートの保護」の設定をした後も編集することができるようになります。
セルに関しては、通常このように、セルの編集ができるように設定するのが普通です。
次に、具体的な問題を確認していきましょう。
問1。[Sheet3]シートに、シートの保護を設定する(パスワードは設定しない)
問2.シートの保護をしても編集できるようにセル[D3]の[ロック]を解除する
問1であれば、「シートの保護」ダイアログボックスを表示させて、「シートとロックされたセルの内容を保護する」にチェックが入っていることを確認してから、「OK」ボタンを押して完了です。
問2であれば、「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示させて、「保護」タブで、「ロック」の前のチェックを外して、「OK」ボタンををクリックして完了です。
次回は、「9.データベース機能について理解している」について解説していきます。