準2級 表計算(Excel)

1.表計算ソフトの操作ができる

7. 範囲名の設定と利用できる

今回は、「7. 範囲名の設定と利用できる」を解説していきます。

まず、範囲名に利用できる文字等について、確認しておきましょう。

    1. 平仮名
    2. カタカナ
    3. 漢字
    4. 英字
    5. 数字(先頭には使えません)
    6. 記号・アンダーバー(_)・ピリオド(.)・円記号(\)
      ※名前の先頭に数字は使えません。

(注意)ハイフン(-)やスペース( )は使えません。また、文字と小文字は区別されません。
「C,c,R,cなどの1文字」やセル番地を表す文字列(「A1」など)も使えません。

それでは、範囲名の設定の方法を確認していきましょう。

まず、範囲名を付けたいセル範囲を選択します。これは、1つのセルでも複数のセルでも構いません。複数の列全体や行全体でも選択できます。

次に、「名前ボックス」に設定した名前を入力します。入力が完成したら、「Enter」キーを押して、登録が完了です。

名前ボックス

名前ボックス

名前ボックスは、上の図のように、Excelのウィンドウの左上にあるコンボボックスです。

登録が終わった範囲名は、この名前ボックスの右側の「▼」をクリックして、選択することができます。

もし、登録した範囲名を編集したり、削除するときは、メニューの「数式」タブの中の「定義された名前」グループの名前の管理で行うことができます。

定義された名前

定義された名前

「名前の管理」ボタンをクリックすると、下図のようにウィンドウが開きます。ここで、登録した名前の編集や削除を行えます。

名前の管理

名前の管理

範囲名の使い方は、数式等で、その名前を入力して、利用できます。

実際に利用されるときは、絶対参照として用いられます。

次回は、「8.ブックやワークシートやセルの保護ができる」について解説していきます。

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