次の引用は、Microsoftのヘルプです。
セクション区切りの書式を設定するセクション区切りを使用して文書の一部を適用できる書式の例を次に示します。
ちょっと変な日本語もありますが、「文書の一部に適用できる書式」と書かれています。つまり、書式を適用するときの単位が「セクション」ということになります。
そして、「ページの向き」「ヘッダー・フッター」「ページ番号」「段組み」「ページ罫線」などが挙げられています。「セクション区切り」を挿入して「セクション」を変えなければ、部分的に、書式を変更することができないということです。
例えば、3ページの文章があったとします。その1ページ目だけを「印刷の向き」を変更したいときは、この「セクション区切り」を挿入しないといけないということです。ページごとで、「セクション」が自動的に区切られているわけではありません。
したがって、1ページ目だけを「印刷の向き」を変更したいときは、まず、1ページ目の終わりに、「セクション区切り」を挿入して、それから、「印刷の向き」を変更するという手順になります。
セクション区切りは、メニューの中の「ページレイアウト」タブの「ページ設定」グループの「区切り」という名称のボタンになります。クリックすると、サブメニューが出てきます。
状況に合わせて、使い分けてください。
よく使うのが、「印刷の向き」と組み合わせて、途中から「印刷の向きを横に設定する」という問題の時に利用します。