準2級 ワープロ
1.文書の編集ができる
15.文書を保護する設定ができる(パスワード,読み取り専用)
今回は、「15.文書を保護する設定ができる(パスワード,読み取り専用)」について、解説していきます。
まず、文章を保護するときには、メニューの中の「検閲」タグの中の「保護」グループを利用します。「編集のブロック」がグレーアウトして使えない状態ですね。これは、クラウドの「OneDrive」または「SharePoint」にファイルを保存している場合に有効になります。そして、他の作成者の編集をブロックします。P検では、気にしなくて結構です。
「編集の制限」をクリックすると、下の図のような「編集の制限」というものが右側に表示されます。「利用可能な書式を制限する」と「ユーザーに許可する編集の種類を指定する」の2つのチェックボックスがあります。
いずれかのチェックボックスにチェックを入れると、「3.保護の開始」の下の「はい、保護の開始します」ボタンが利用できるようになります。
ここでは、「2.編集の制限」の「ユーザーに許可する編集の種類を指定する」にチェックを入れてみます。すると、下の図のように、「はい、保護の開始します」ボタンが利用できるようになるだけでなく、「変更不可(読み取り専用)」の部分が選択可能になり、「例外処理(オプション)」が、表示されます。
これらの設定は、問題に具体的に指示がでるので、それを見ながら設定してください。(ただ、出題されているのを見かけないです。)
「はい、保護の開始します」をクリックすると、「保護の開始」の入力用のボっクスが表示され、パスワードの入力を促されます。ここも、問題に指示があるので、それに従うだけです。通常は、パスワードなしです。
「OK」ボタンをクリックして、完了です。
もし、保護を解除するのであれば、「校閲」グループの「編集の制限」ボタンをクリックして、「編集の制限」の設定部分を表示させて、一番下の「保護の中止」をクリックすれば良いです。パスワードを設定しておれば、パスワードを入力するボックスが表示されるので、設定したパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。
上の図は、実際には、赤色で囲んだ部分がページの一番下になるので、もっと離れています。
これで、「1.文書の編集ができる」が終了です。次回からは、「2.表の作成と編集ができる」について、解説していきます。