準2級 表計算(Excel)

2.グラフの使用・編集ができる

3. 複合グラフの説明と作成ができる

今回は、「3. 複合グラフの説明と作成ができる」を解説していきます。

下の図は、前回の「3.複合グラフの説明と作成ができる」と同じデータをもとに作成した棒グラフです。ここでは、「第2数値軸」がついていないので、設定していきます。

複合グラフは、棒グラフと折れ線グラフのように、異なる種類のグラフを同じウィンドウの中に表示したものです。

複合グラフ

複合グラフ

それでは、元の表から上の図のような複合グラフを作ってみましょう。

複合グラフ-表

複合グラフ-表

上の図は、「CTRL」キーを押しながら、「商品区分」「売上金額」「達成率」を選択したところです。メニューの「挿入」タブの中の「グラフ」グループの「縦棒グラフの挿入」を選択し、「集合縦棒」ボタンをクリックします。

複合グラフ-01

複合グラフ-01

次にグラフタイトルと目盛線をなくし、データラベルを外側に設定し、凡例を右に変更します。

更に、プロットエリアの背景色を「白、背景1、黒+基本色 25%」に設定します。

ここで、棒グラフをクリックし、右クリックから、「系列グラフの種類の変更」を選択します。

複合グラフ-02

複合グラフ-02

ここで、系列名「達成率」の右側にあるリストボックスから、「マーカー付き折れ線グラフ」を選択し、「第2軸」のチェックボックスにチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックします。

複合グラフ-03

複合グラフ-03

これで、複合グラフは、完成です。もともとのサンプルとは少し違うので、もう少し変形します。

複合グラフ-04

複合グラフ-04

凡例に枠線があるので、凡例を選択し、枠線を設定します。

また、折れ線グラフの軸の最小値が0.4になっているので、変更します。

最後に、棒グラフと折れ線グラフの色を変えて、完成です。

複合グラフ-05

複合グラフ-05

上の図は、折れ線グラフと棒グラフの複合グラフになっています。

次回は、「4.第2数値軸を設定できる」について解説していきます。

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