準2級 表計算(Excel)
1.表計算ソフトの操作ができる
4. 条件付き書式を利用できる
今回は、「4. 条件付き書式を利用できる」を解説していきます。
条件付き書式は、メニューの中の「HOME」タブの「スタイル」グループの中にあります。
「条件付き書式」ボタンをクリックすると、ブルダウンメニューが出てきます。その中の「セルの協調表示ルール」を選択し、更に表示されるメニューから、「その他のルール」を選択し、クリックします。
実際には、「その他のルール」の表示方法は、色々あるのですが、手順が違うと表示される状態が異なり、分かりづらいと考え、少し手間ではありますが、この手順を選びました。
本来は、問題内容に応じて、選択する部分を変えていかないといけないのですが、次のような問題が出題されるので、このような手順にしたわけです。
問 条件付き書式を使用して[セルの値]が世帯数3万世帯以下の場合にセルの外枠罫線が[赤]になるように設定する
「セルの値」に応じて、書式を設定するということです。
従って、「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選ぶことになります。他の手順でこの「新しい書式ルール」を開いた場合には、「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択しなおせば、同じ状態になります。
それでは、設定の続きを行っていきます。
まず、ウィンドウの下部にある「ルール―の内容を編集してください」の部分を見てください。
「次のセルのみを書式設定」の下に、「セルの値」と表示され、その右側が「次の値より大きい」と問題の指示である「~以下」という表現と異なっています。そこで、右側の「v」の形の部分をクリックして、リストから「次の値以下」を選択します。
この部分は、問題の指示に合わせてください。
次に、右側に「30000」を入力します。これで、セルの値に関する設定は終了です。
次に、書式を設定していきます。
「プレビュー」「書式が設定されていません」
という表示の右側の「書式」ボタンをクリックします。すると、「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
今回は、「セルの外枠罫線が[赤]になるように設定する」という指示ですので、次の図のように設定します。
まず、色を赤に設定し、右上の「外枠」ボタンをクリックして、「OK」ボタンを押して完了です。
これで、「4. 条件付き書式を利用できる」の解説を終わります。
次回は、「5.フィルター(オートフィルター)の設定と解除ができる」について解説していきます。