段落って、説明できますか?

Wordを使って文章を作っているとき、ほとんど意識したことがないのではないでしょうか。

メニューの中の「HOME」タブの中に「段落」グループがあるので、言葉としては、よく目にすると思います。

段落-グループ

段落-グループ

「段落」グループの右下にある「□」の部分をクリックすると、「段落」のダイアログボックスが開きます。

これも、段落の前後の行数を設定したり、下部にある「タブ設定」ボタンから、タブの規定値の設定を行ったりする場所です。

段落-ダイアログボックス

段落-ダイアログボックス

普段は、あまりしないのですが、段落前と段落後の行数を「2行」にして、少し文章を打ってみることにします。

段落ー2行

段落ー2行

入力する文字は、「あいうえお」「かきくけこ」「さしすせそ」と「123456789」です。

ただし、最後の「123456789」を入力する前だけ、「Enter」キーではなく、「Shift」キー+「Enter」キーを押しています。(「Shift」キーを押しながら、「Enter」キーを押しています。)

段落-サンプル

段落-サンプル

予想通りでしたか?

「Shift」+「Enter」を押すと、段落を変えずに改行することになります。したがって、「さしすせそ」と「123456789」との間に行が空いていないわけです。

「段落」とは、行とは関係なく、「文章の塊」のことです。つまり、何行になっても、1つの段落のこともあれば、1行ずつが、ひとつの段落になっていることがあるということです。

「箇条書き」や「段落番号」の設定は、よく知っているように、メニューの中の「HOME」タブの中の「段落」グループにあります。

段落-2行-段落番号

段落-2行-段落番号

先ほどの例に、段落番号を付けたものが、上の図です。「123456789」には、番号がついていませんね。「Enter」キーで、段落が区切られるということは、意外な人が多いかもしれません。

内容を分けるときに、改行する(「Enter」キーを押す)。つまり、段落を分けるということです。内容がつながっているときは、続けて文章を打っていくというわけですね。